2011年3月末に稼働停止していたBMSレビューサイト「pupuly」ですが、新システムを携えて復活を果たしました。
まだ未完成の部分もあるとのことですが、今後改善を続けながら運営していくようです。
さて、新pupulyは以前とは大きくそのシステムが変わりました。詳しくは「このサイトについて」と「ポイントについて」を読んでいただきたいのですが、本記事では注目点を2つご紹介します。
1. ユーザー登録制
pupulyに作品の登録やレビューの投稿を行うためにはユーザー登録が必要になりました。
例えばDTXのレビューサイトである「Crown」もユーザ登録制ですが、これは作品投稿をする場合のみ必要で、レビュー投稿にもユーザー登録が必要というのは新しい試みになると思います。
メリットとしては、以下のようなことが考えられます。
- 登録作品がユーザごとに整理されるため、作者の過去作品を探しやすい
- レビューもユーザごとに整理されるため、過去のレビューからその人の嗜好などが分かり、自分に合う作品を探す手助けになったり、どのような人にその作品が好まれているかの参考になったりする
- 発言に対する責任が大きくなるので、質の高いレビューが増える
- 荒らしなどに対する抑止力になる
逆にデメリットとしては、以下のようなことが考えられます。
- 気軽なレビュー投稿がしにくくなる(※一言コメントも廃止されている)
- 偽名などが使いにくくなる
2. ポイント制
評価方法がこれまでの5段階評価から、手持ちのポイントを与えるポイント制になりました。
「ポイント」は日付変更とともに配布されます。ユーザ登録直後では、日付変更と同時に毎日10ポイントが支給され、最大100ポイントまで貯めることができるようです。
また、活動実績によってこの支給ポイント、最大所持ポイントは変化するようです(現在そうなっているかは不明ですが、マイページの記述からそのように予想できます。)
つまり、多く活動している人ほど、自由にポイントを使用することが出来るということになると思います。
(ちなみにあとからポイントの上乗せも出来るそうなので、個人的にはニコニコの宣伝ポイントと似たような感覚なのかなと考えています。)
メリットとしては、以下のようなことが考えられます。
- 活動が活発な人の評価が重視される
- 活動実績を積むため、活動が活発になる
- 与えられるポイントが有限であるため、評価が慎重になる
逆にデメリットとしては、以下のようなことが考えられます。
- 一人で多くのポイントを与えることができるため、評価の公平性が崩れる恐れがある
いくつか考えうるメリットデメリットを挙げて見ましたが、どちらのシステムも結果的どうなるかまったく予想できません。
新生pupuly、どんなサイトになるのか非常に気になりますね!